2019 ホープフルステークス 前走までの相手関係を獲得賞金から比較、考察する。

個人的に2歳戦は難しく感じていて、正直勝負するつもりはないのですが、ただレースを見るだけというのももったいないので、何か手を動かして考えようと思って今回思いついたのがタイトルの内容です。率直に言ってただの興味でしかないです。正統な予想方法ではないことを自覚していますし、ホープフルステークスにおける過去の傾向も調べていないので何とも言えないのですが、レースを見て興味深い結果が出たら過去の傾向も調べようと思っています。

 

比較する数値の選択について

競走馬の能力と賞金に一定の相関があるというのを前提として、競走馬の能力を表現するのに最も適した数値は何か、と考えたとき、

1, 獲得賞金 2, 収得賞金 3, 1走当たりの獲得賞金 4, 1走当たりの収得賞金

が挙がりました。しかし、時期的に収得賞金を得ている馬が少ないこと、数多く出走し未勝利戦で賞金を重ねている馬を過大評価してしまうこと、を考慮した結果、

3, 1走当たりの獲得賞金

を比較に用いることにしました。また、自身の賞金で比較すると、レースの賞金の差が強く影響してしまうと思い、倒した馬の1走当たりの獲得賞金で比較するほうが良いと考えました。

単純に、倒した馬の1走当たり獲得賞金の平均が高い、ということは強い相手に勝ってきたことを意味するということになります。

 

 

東スポ2歳Sを例に挙げると、

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コントレイルの場合、アルジャンナからソウルトレインまでの生涯獲得賞金の合計

ラインベックの場合、オーロラフラッシュからソウルトレインまでの生涯獲得賞金の合計

となります。

 

新馬・未勝利戦から直行する馬はどうしても数値が低くなってしまうため、新馬・未勝利戦限定の数値も出して比較することにしました。

 

以下は、推定オッズ100倍以下の出走予定馬の比較になります。

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これでみると

1位 コントレイル

2位 オーソリティ

3位 ヴェルトライゼンデ

となります。また、新馬未勝利戦からみると

1位 オーソリティ

2位 ラインベック

3位 ワーケア

となります。

したがって、共に順位の高いオーソリティを評価するという結論になります。

この結果に、前走までのレース内容や適性の考慮を加えながら考察し、レースを見てみたいと思います。