1/18 中山ダート 予想、考察 1R,2R,7R

 

1/18 中山ダート

1R 3歳未勝利

◎4ニーケススマイル

基本的にスタートがあまり良くは無く、鋭い決め手というよりジリジリ伸びてくるタイプ。前々走は出遅れて後方からとなり、直線で前との差が詰まらず10着という結果でした。3走前も似た流れでしたが、中団前くらいのポジションだったため着順が良かったように見えました。直線の伸び脚は2走とも同様の手ごたえで、止まりはしていないが前との差を詰められないという感じのものでした。前走も出遅れましたが、押して行き前目のポジションで進めていき、坂でもよく伸びて2着でした。瞬発力よりもスピード持続力やパワーに優れているタイプなので、東京1400よりも1300、東京1300よりも中山1200の方が合っているのではないかと考えています。

〇3ニシノホライゾン

相手8, 12, 13, 15

 

2R 3歳未勝利

◎9アイスナイン

前走は4ハロン目が14.6秒とかなり緩み、中団好位勢が外を捲って行きましたが、アイスナインは馬群の内にいたため動くことができず、結果的にポジションの差が着順に影響してしまったように思えます。極端なスローでも折り合いはついていましたし、直線の伸びも十分であったため、順当に評価していきたいと考えています。

相手2, 4, 7, 15

 

7R 4歳上1勝

◎4シアトルトウショウ

3走前の東京1400mは距離、4走前の新潟1200mは前有利の流れで直線の短さとポジションが響いたこと、による結果だと考えているので、地力上位で条件の合っている今回も好走すると考えています。脚質的に完全な前残りになると厳しい面がありますし、内枠で直線スペースが無くなると9/15中山8Rのように詰まって足を余してしまう可能性は拭い切れないです。

〇13マリノエクスプレス

▲15エヌワイパフューム

△6, 8, 10, 14, 16

1/12 中山ダート予想 9R黒竹賞, 11RポルックスS

中山9R 黒竹賞

◎3ショウナンマリオ

前走、4,5番手の内から2頭目辺りを馬群の中で追走し、直線向いた後内のスペースを狙いましたが締められて詰まり、外に進路を取り直して再度伸びて3着という結果でした。ここでも勝ち負けに加わってくると考えています。

〇9ワセダウォリアー

前走は向こう正面で捲っていき先頭に立つとそのまま押し切り圧勝でした。5馬身差をつけた2着のニーズヘッグは今日の2Rで2着に6馬身差をつけての圧勝でしたので、昇級戦ですがここでも地力上位と考えて2番手評価としました。

▲10フィロロッソ

△5,4,8

 

中山11R ポルックスステークス

◎5スワーブアラミス

前走スタートで大きく躓いて後ろからのレースとなり、4角でかなり大きく外を回しての3着でした。直線の短いコースでの後方のポジション、スタートとコース取りのロスさえなければ勝ち負けしていたことを考えれば今回簡単に勝っても不思議ではないと考えています。

〇ハヤヤッコ

抑1,2,6,11

 

 

1/12 中山ダート予想 1R, 2R, 3R, 7R, 8R

 

中山1R 3歳未勝利 ダート1200m

◎14デトロイトテソーロ

スパイツタウン産駒でダート1200m、牝馬、距離短縮という条件なら勝ち負け必至だと考えています。

〇2ソラン

前々走2Fの距離短縮も道中置いていかれることなく追走しましたが、直線追い出した所隣の馬に強引に割り込まれ軽く接触があっての4着。前走も同様、前目の外のポジションから競馬しましたが、4角で内から4頭目を回って3着。この時の2着馬ウインアクティーボは昨日未勝利を勝ち上がりました。1、2着馬が最内を回って直線も内から来たことを考えれば地力上位だと考えられます。

▲8エターナルダイヤ

前走、前々走とも+4秒台のHペースで逃げての結果なので、先行馬がそこまで多くない今回で少しペースが落ち着けば残ると考えています。

△4,6,7

 

中山2R  3歳未勝利牝 ダート1800m

◎6ニーズヘッグ

前走勝ち馬とは離されましたが、3着馬との差も5馬身近く付けていました。前々走はスタート後軽く挟まれてポジションを下げてしまいましたが、向こう正面からポジションを上げての3着でした。ダート1800mで近走好走しているヘニーヒューズ産駒には無理に逆らわずに評価したいと思います。

〇8ナスノフォルテ

▲16ディーズギャラント

△13,2,14

 

中山3R  3歳未勝利 ダート1800m

 

◎3ビービーレガロ

前走先行し内目を追走、4角で詰まり大きく外に持ち出しての勝ち馬とアタマ差の2着で3着には7馬身の差を付けました。勝ち馬は後方からペースが緩んだ3~4角で捲ったのに対し、この馬は内目をロスなく回ってきた分の余力の差はもちろん考慮しなければいけませんが、決して前が楽な流れではありませんでしたし、4角での外回しは有馬記念リスグラシューのようなコースを通ったためかなり大きくロスしたことを考えれば地力的にも今回は勝ち負けに加わると考えられます。

〇2

▲10

△8,16

 

中山7R 4歳以上1勝クラス ダート1800m

◎6ゴールドフレーム

前走スタートで躓き、その後隣の馬に寄せられたためポジションが取れず、後方に下げてレースを進めました。3角過ぎではスペースが無くなり手綱を締められ、4角では外を回して6着でした。ゴール板通過後の反応を見ても脚を余していることは明らかですし、今回大きな不利を受けなければ良いパフォーマンスを見せてくれると考えています。

〇11ヨクエロマンボ

 

中山8R 4歳以上1勝クラス ダート1200m

◎7マリノエクスプレス

前々走中京ダート1400mでラスト垂れていたように1200, 1300辺りがベストだと考えています。前走勝ち馬の後ろを追走して内を回り、直線で引き離されて0.6秒差の2着でしたが、直線で勝負強さが見られましたし、ゴール板通過後の反応がかなり抜けて良かったため、混戦の今回なら走るのではないかと考えています。

相手2, 11, 8, 12, 6

 

 

1/11 中山ダート予想

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http://www.jra.go.jp/JRADB/accessD.html

 

中山1R 3歳牝未勝利 ダート1200m

◎15 ペルシャジュエル

前々走は前有利の流れで4着、前走は内枠だったことを考え、今回外枠で芝を長く走れるのであれば、同舞台の3走前と同じパフォーマンスは見せてくれると考えました。

〇5 ▲13 △11, 6 ,1

 

中山2R 3歳未勝利 ダート1800m

◎2 グローサーベア

前走先行し、勝ち馬からは離されましたが、坂でも止まることなく地力が高いと考えました。内枠で揉まれた経験がないことが不安要素ではあります。

〇13 ▲16 △3, 6, 8, 5

 

中山3R 3歳未勝利 ダート1200m

◎9 ウインアクティー

地力、コース適性は十分高く、前目で競馬できることに加え、前々走から分かるように馬群にも怯まずに割り込んでいけるメンタルの強さもあるため、ここでは勝ち負け必至だと考えています。

〇13

 

中山6R 4歳上1勝 ダート1800m

◎2エンドーツダ

前々走、前有利のコースと流れで中団から差して2着。前走は向こう正面でポジションを上げて好位外に付け、押切りを狙いましたが、控えていた勝ち馬にマークされる形となり、動いた分も含めて最後差されてしまいました。ペースの緩みを感じ、ポジションを上げる判断は良かったのですが、動いたときのラップが前の1Fと比べて1.1秒早かったため、少し消耗してしまったと考えています。

〇5 ▲12

 

中山7R 4歳上1勝 ダート1800m

◎チェリートリトン

前々走は内を追走するもスペースがなくなり、3角で後ろに下げて直線は前の空いたスペースを突いて2着。前走は勝ち馬の後ろを追走する形になり、崩れることなく2着に残りました。ここでは地力上位と考えて高い評価をしました。

相手候補 7, 12, 16

 

中山10R 頌春賞(4歳上2勝) ダート1200m

◎11 アルベルティー

前々走は展開が向いたところもありますが、前走に関しては勝っていてもおかしくなかった内容でした。このクラスで掲示板を外していない地力の高さに加え、外目の枠もプラスに働くと考えての評価です。

相手候補 9, 14, 15

1月5日 中山ダート平場 回顧 次走に向けて

今年はダートと海外競馬の勉強をしていきたいと思っているので、毎週ダートのレースは考察と回顧を文字に起こして行こうと考えています。

 

 

 

現在、ダート戦の予想にあたって、

1勝クラスまでは実力の高い馬

2勝クラス以上は適性の高い馬

を中心に予想しています。各レースのメンバーレベルによって変わるところもありますが、基本的に上の方針で、これに加えて、前走不利を受けた、条件が向かなかった等で期待値の高い馬を選んでいます。

 

1R 未勝利

◎ディヴァニティ 5着

 東京ダ14と中山ダ12の適性が異なることは頭に入っていましたが、地力上位と考えて選びました。しかし、レースを見ると坂で急激に失速していましたので完全にミスでした。これまでの2走とも、道中緩んだペースでの結果なので、スタミナや底力は無いタイプですし、東京でない限り高い評価をするのは難しいと考えています。

〇サノレーヌ 10着 

前走と比べると差し有利になったため厳しい展開でした。展開が向けば3着内の可能性は高いですが、未勝利クラスで地力が抜けているとは言えず、次走以降慎重に評価していきたいと考えています。

▲ラヴアンドゲーム 9着 サノレーヌと同様です。

△スルーザリミッツ 12着 ダートスタートの東京1300, 1400m辺りの方が適性は高いように思えます。

△シンキングアイル 8着

×オイデヤスダイジン 1着 

×エクメディノツルギ 7着

 

2R 未勝利

ジーマックス 3 

4角押し出されてかなり大外を回ったため同じ舞台なら1, 2着に入る力はあると考えています。

 

3R 未勝利

◎サザンレインボー 1着

〇シルバージャック 2着 

前走中京1200で前目から2着に残していることから、中山の坂もやれると考えました。3着との着差を見れば次走も重い印を打たざるを得ないと考えています。

▲バルドダンサー 4着 

東京1300で3着に残し、前走中山1200でも3着で力は上位だと考えました。内枠もそこまで苦にはしないと考えていましたが、次走真ん中から外目の枠なら高い評価をしたいと考えています。

△パシスタ 10着 

前走+4.8のHペースで掲示板のなかで最も前で競馬したこと、4角で少し外を回らされたことから、今回も前走に近いパフォーマンスをすると考えましたが、直線向いて大きく失速してしまいました。地力はあると考えているので、次走以降も追いかけていきたい馬ではあります。

△ゴラッソゴール 7着

×ロイヤルパープル 16着

×シゲルエリス 14着

×ロマンスピネル 9着

 

6R 1勝クラス

◎サクラルーフェン 1着

〇カウンターエア 5着 

前走条件が大きく変わり、道中の追走に苦労して大敗したため、条件が戻る今回は走ると考えての評価でした。結果的には実力で押し切れるほどではなく、差し向きの展開になったときに飛び込んでくる程度だと考えて次走以降評価していきたいと考えています。

▲ホーカスポーカス 6着

△キングスバレイ 2着 

前走の評価が甘かったことが反省点です。小回りで道中捲り、4角でも外を回したことが影響しての12着という結果でした。

 

8R 2勝クラス

◎カフェライジング 11着 

+4.5のHペースに飲まれてしまったため次走も狙えると考えています。

〇スマートマルシェ 6着 

同様にこのレースで先行した馬は次走狙えると考えています。

▲ルーチェソラーレ 4着

△コウギョウブラアイト 5着

△レヴァンテ 7着

△セイウンリリシイ 16着

 

パイロジェンはパイロ産駒ということもあり、ダートスタートの方が良さそうなので次走以降東京1300, 1400で狙いたいと考えています。

 

9R 3勝クラス

◎ブライトンロック 7着 

今回は先行押し切りで決まってしまったので仕方ないと考えています。消耗戦になれば後方から飛び込んでくるという馬という認識は変わらず、次走以降も展開が向きそうなときに高い評価をしていきたいと考えています。

〇エンダウメント 4着 

マンハッタンカフェ産駒ということでスタミナに不安は無く、消耗戦になれば一発あるかと思いましたが、Mペースで少し届きませんでした。想定以上のパフォーマンスを見せてくれたので次走も期待したいと思います。距離はもう少し長くても良いのかなと思っています。

▲ミッキーポジション 1着

△メイショウササユリ 3着

△エムオーグリッタ 2着

 

 

2020中山金杯回顧 トリオンフ、クレッシェンドラヴ、ザダル等、次走に向けて

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結果

1着 ▲トリオンフ

2着 △ウインイクシード

3着 無テリトーリアル

 

考察

j-gathering.hatenablog.com

 

去年と今年のラップの比較が下の表になります。

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去年レースと今年のレースとの性質の差を生んだ最も大きな要因は、上の表で強調した5, 6ハロン目のラップにあると考えられます。

2019年はミドルペースではあるものの、中盤で大きくペースが緩みました。1800mがベストのタニノフランケルがMペースで残れたのも、ステイフーリッシュが向こう正面で捲っていけたのも、この2ハロンの緩みがあったからだと思います。

前半ゆったりとした流れで中盤からペースを少し上げて行ったことで、先行勢と内で脚を溜めた馬には向いた展開となりました。

後方待機となったクレッシェンドラヴとレッドローゼスですが、このラップでは押し上げるタイミングがありませんでした。4角でレッドローゼスは早めに仕掛けたところ、内のザダルも追い出したためかなり大きく外を回され直線失速、クレッシェンドラヴは直線向いて外に出してから追い出しましたが、この位置では流石に届かず、といった結果になりました。高望みではありますが、クレッシェンドラヴに関しては、4角で厳しいことは分かっていたのでカデナと同じように内に進路を取ってほしいところではありました。ステイゴールド産駒の特徴が生きるレース展開になると予想して評価した2頭でしたが、ポジションの不利があまりにも大きく、まだまだ勉強が必要だと反省させられる結果となりました。

トリオンフは、スタート後内のノーブルマーズにしっかりとプレッシャーを掛けて番手外に落ち着いた時点でかなり期待値は高まりました。展開向いたとはいえ、前目から押し切り勝ちをしたということは地力があることを示していると思います。

ウインイクシードは、取りたいポジションをとり、展開も後押していましたが勝ちきれないという辺り、トリオンフとの力の差があったと理解しています。現時点で、枠や馬場さえ向けば重賞で結果を残せるという評価をしています。

テリトーリアルは内でしっかり脚を溜めて直線もすんなり進路をとることができていて、持っている力を出し切っての結果に見えました。実力をかなり軽視していましたが、条件さえあれば結果を残す馬であるというように考えを改めました。今考えると、前走高速馬場だったチャレンジカップサドラーズウェルズの血を引くこの馬には向かなかったということをもう少し考慮するべきだったかもしれません。

このレースで評価に変化がないのは、後方からのレースとなった

クレッシェンドラヴ、カデナ、レッドローゼス

過小評価していたと感じたのは

ノーブルマーズ、ザダル

過大評価をしていたと感じたのは

ブラックスピネル

です。

ギベオンも、差しが決まる軽い馬場ではないので着外であること自体に疑問は無いのですが、直線の手ごたえが悪く、ラストでかなり垂れていたところが気になりました。

ザダルは道中内から4頭目を回らされて4角で大外を回すロスがあってこの結果だったので、枠とポジションに問題がなければ十分やれていると思いますし、2200mでも結果を残せるのではないかと感じました。

 

 

 

2020京都金杯 考察、予想 カテドラル、サウンドキアラ、ダイアトニック。ソーグリッタリング

 

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開催週の馬場で傾向がつかみにくいところではありますが、内外フラットで少し時計が掛かっているという印象があります。

京都金杯の過去の傾向では内枠先行有利となりますが、JRAの前日情報でも前開催の傷みが残っているということで、今年は2018、2019年と同様に、外枠、差しも十分届くと考えています。ただ、小雨がぱらついているということもあり、馬場が緩くなるようだと追込の後方一気は厳しいようにも思えるので、基本的に中団好位の差し馬を中心に考えたいところです。マルターズアポジー等、メンバー構成的にもペースが緩むことはないと思われます。

 

◎ソーグリッタリング

〇ダイアトニック

▲カテドラル

サウンドキアラ、ストロングタイタン

注ドーヴァー、ブレステイキング、メイショウショウブ

 

暮れの阪神マイルから京都マイルというのはシンザン記念と同様に好走パターンであるため、リゲルS上位馬は高い評価をしています。

また、栗東所属でNFしがらきを使ってきた馬も高めの評価をしています。

 

 

ソーグリッタリング

前走は不良馬場の影響を考慮すれば問題はないと思います。右回りの方が成績が良いこと、ステイゴールド産駒でパワーのいる馬場に強いこと、大外枠が嫌われて人気が落ちていることを合わせると、ここは狙っていきたいと考えます。

 

ダイアトニック

前走がメイチであること、距離不安が完全に解消されていない中でパワーのいる馬場であることはマイナスになりますが、枠も大きなロスを被るような位置ではないですし、前走後、しがらき短期放牧で馬を作り直している点は評価したいと考えています。前走は中2週の疲れがあったことも考えられますし、ここでマイル適性を図りたいところです。

 

 

カテドラル

スタートが悪く、主に後方からのレースになることが多く、今回も同様の形になると思いますが、直線が長い平坦コースとなれば安定して走ってきており、差しが決まる馬場であれば2、3着には入ると考えて3番手評価としました。

 

 

サウンドキアラに関しては、内目の好位で脚を溜めることができる良い枠に入ったので、現在の重めの馬場状態では有利に働くと考えました。ストロングタイタンもサウンドキアラ同様にリゲルS上位組です。前走は道中後方待機から直線インをついての差し切りということで今回軸にはし辛い内容でしたが一発穴をあける可能性はあると考えました。